大切なことはすべてザリガニが教えてくれた「逃げるは恥だが役立たせるためには全力で」

逃げるは恥だが負けたわけではない。ファイティングポーズをとれ!

コロナショックというこの混乱のなかで、前に進むためにはリスクを伴わなければならない。
ゆっくりと慎重に確実に進んでいく必要がある。

家の中に閉じこもることも必要だがそれだけでは何の解決にもならないだろう。
生きていくためには、前に進むしかない。

自分の持っている武器は何かを改めて考えよう。
それを全面に出して、世の中と現実と戦うのだ。

しかし、危険がせまったらすぐに逃げる。
それは前に進むスピード以上でなければ意味がない。

逃げた私をみて、好機と捕らえた奴らが襲ってくることもあるだろう。

だから私は逃げたあとにも前を向き、フャイティングポーズをとる。

一瞬のうちに逃げて、立ち止まり、必要ならまわりの奴らに牙をむく。

ただ逃げるだけではない。

戦う姿勢を崩したわけではない。

ただ今は下がることが必要だと判断しただけだ。
そうやって、私たちは生きてきた。

次の勝利のために、生きるためにだ。
私の名前はそう、アメリカザリガニ

タクシー会社が約600名の解雇をした。社員を見捨てたのか?

歴史に刻まれるであろうコロナショック、徐々に落ち着いてきた感があるが、まだまだ気が抜けない。コロナにたくさんの命が奪われ、自由が奪われた。

そして、このあとは経済的なダメージがさらに多くの人の命を奪うとまで言われている。

コロナの感染が日本に広がり始めたときに、話題になったのはタクシー会社の約600名にものぼる解雇だ。クビにするなんてひどい。かわいそう。いままで頑張ってきた職員を見捨てたのか!とかいう声が私の周りにもたくさん聞こえたのを覚えている。

確かにそう感じてしまうのは仕方がない。しかし、今は想像を絶する緊急事態である。

このタクシー会社が解雇をしたのがなんと4月上旬である。この潔さはなかなかマネができるものではない。この経営者は本当にすごいと賞賛されている。

現在は6月、ギリギリのところでがんばってきた企業も次々と倒産の危機を迎えている。早い段階での解雇によって、従業員には失業保険をもらうことができ、転職活動もすることができると考えれば、これは正しい判断と考えることもできる。

また、損切、見切りをせずにいたところで負債が増えれば経営陣たちの再起は困難になるだろう。経営者も同じ人間なのだからコロナショック後も働いて収入を得る必要がある。

私たちのような従業員、職員は雇ってもらい、働くことで収入を得ている。法律によってもその立場は守られている。コロナショックが起こっても、私たちは負債を強いられることはない。

しかし、経営者は違うのだということを改めて考えさせられた。

逃げるときには潔く、素早く逃げなければ意味がない。

Follow me!